自作トレース台:下書きを原画紙に転写する

絵本の原画 制作プロセス

下書きとして描いた絵を、原画用の紙に転写する過程をご紹介します!材料は100円均一ショップで揃えられる材料だけです!

こんな方へ
  • 厚紙に写し絵(トレース)をしたい
  • とにかく安くトレース台を作りたい

コピー用紙にラフ画を描く

絵本などの原画を作成する時、いきなり本番用の厚紙に描くことは、私はありません。

原画紙も、こだわり出すと価格が高くなりますしね!無駄にはできません…!

私は水彩色鉛筆を使うので、水彩画用の紙を使っています。サイズはB3です。
色馴染みが非常に良いです。

ですので、普通のA4のコピー用紙に描いています。いくつか画像でご紹介しますね。

厚紙に転写する「トレース台」

こういったラフ画を原画に仕上げるには、まず原画紙に転写(トレース)しなければなりません。

しかし、厚紙に普通に写そうとしても、当然ですが全く透けてくれません…!

この場合、下から光で照らせばよく見えます!このための製品ももちろんあって、トレース台と言います。

しかし、これも大きなサイズだったり、充電して持ち運べるタイプなどは結構高いです。

500円でトレース台を自作する

画材も揃えたいのに、初期投資はなるべく抑えたいですよね!

ということで、100円均一ショップだけで揃えらる、自作のトレース台についてご紹介します。

準備するもの

準備するものは、「A3のクリアファイルフォルダ」と「小型LEDライト」の2つだけです。

要するに透明な台と、光源があれば良いです。ちなみに私は100均ショップで買ったLEDライトを使っています。

使い方:ライトで照らして写すだけ

準備が出来たら、ラフ画の上に画用紙を置いて、下から照らします。以下のような準備でせっとします。

あとは、ライトをONにして照らしてみて下さい!

ちゃんと写ります。これで、厚紙への転写ができますね。

あくまで応急処置です

トレース台は、ちゃんとした製品を買えば、使い勝手も機能も良いものが手に入ります。

あくまでこの記事で紹介した方法は、本格的に機材を揃えるまでの応急処置としてご参考下さい。

この記事を読んで頂き、ありがとうございました!

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